「道後御湯」
上質なおもてなしに、心が解き放たれていく現代湯治。
「道後御湯」は、名湯・道後温泉が持つ自然の治癒力を、日本旅館の粋を極めた空間で心ゆくまで堪能できる現代湯治のための湯宿。“普段着の非日常“がつまったおもてなしへのこだわりを、セールスマネージャーの樋口佳奈さんに伺いました。
松山城下を一望できる“絶景”風呂で、道後のお湯に癒されて。
道後温泉のお宿は数あれど、ここまでの開放感を味わえる大浴場は唯一かもしれません。道後温泉街の高台に位置する「道後御湯」は、地上8階の最上階に展望風呂を設置。松山城下を一望できる“眼福”を楽しみながら、妊婦の方でも安心のアルカリ単純温泉でゆったりと羽を伸ばせます。「湯上りは、併設のスカイラウンジや屋上デッキで、思い思いのお時間をお過ごしいただけます」と樋口さん。松山のご当地飲料などのフリードリンクや、湯上りの肌をふわりと包み込む今治タオルの無料レンタルも、嬉しいおもてなしのひとつです。
湯上りはスカイラウンジで、ラグジュアリーな時間を。涼みたくなったら、そのまま屋上テラスへ。
源氏物語に登場する「伊予の湯桁」をイメージした和の佇まい。夜になると約300台のLED照明が優しく灯り、建物全体が行灯のように。
こんなところに、愛媛のすごモノ!
-
スカイラウンジの壁面に飾られているのは、愛媛県出身の“鉄のアーティスト”西永拓郎氏の「Matrix I」。幾何学模様の穴が幾重にも重なった立体的なオブジェは、廃材となった型抜きの鉄板をランダムに使ったもの。作り手の意図を解き放って創作されたという自由な空気感が、湯上りの五感に心地良く響く!
-
売店では、西永拓郎氏が代表を務める伊予の町工場・西永工業で製作した「メタルアクセサリー」を販売中。愛媛県を代表する特産物や動物などのモチーフが、無機質な鉄のイメージを覆す“柔らかくて、温かいデザイン”に!
“日本宿の上質”を極めた客室で、非日常の安らぎへ。
展望風呂で癒した心身をやさしく包み込んでくれるのが、畳のくつろぎと現代的な機能性を兼ね備えたこだわりの客室です。「使い心地の良さや各部の雰囲気との調和を考えながら厳選しました」と樋口さんが語るのは、そこにあるだけでほっと呼吸を深くしてくれるような温かみのある調度品の数々。さらに、24時間いつでも“客室湯治”を楽しめる最新システムの露天風呂も全室に完備。“RYOKAN”として世界にも知られる日本宿の上質を極めたおもてなしが、非日常の安らぎへと誘ってくれます。
日本最古の温泉地の恵みを、眺めのいいプライベート露店風呂で楽しめる贅沢。
飛騨家具ブランドの名門「KASHIWA」や愛媛の伝統的工芸品「砥部焼」の急須など、さりげないこだわりが細部まで宿る。
こんなところに、愛媛のすごモノ!
-
ベッドの壁面(一部客室)に飾られているのは、愛媛県内子町五十崎を拠点に活動する五十崎社中の「ギルディング和紙」。世界で初めて和紙にギルディング(金属箔)を施すことに成功したというすごモノは、息を呑むような美術品!
-
エントランス正面に飾られた「こより和紙」を使用したガラススクリーンも、五十崎社中の職人が手がけた逸品。売店では、「ギルディング和紙」のハガキも販売中!
愛媛のこだわりが凝縮した食事体験で、五感の底から満たされる。
「道後御湯」でしか味わえない食事体験。それは、料理と空間、スタッフのおもてなしのマリアージュによってもたらされます。「瀬戸内海で獲れる愛媛鯛などの海産物をはじめ、伊予牛や県産の野菜など新鮮な地元食材にこだわっています」と樋口さん。美しい器に盛り付けられた贅沢な創作料理を、枯山水の石庭と2種類の鉄のオブジェで構成される現代的な和空間でいただくひとときは、“現代湯治“の旅をより一層豊かなものにしてくれます。
伊予の匠によるインテリアで彩られた和の雰囲気に、アート作品がアクセントを添える大人のダイニング。
愛媛の雑木林をそのまま切り取ってきたかのような庭園や、伊予里山をイメージした白亜のロビーなど、癒しに溢れた館内。
こんなところに、愛媛のすごモノ!
-
ダイニングで使用されているのは、750年の歴史を持つという愛媛県の伝統工芸品・菊間瓦のお皿。シックな色合いで鮮やかな食材を引き立てるだけでなく、料理を冷めにくくするという機能性も!
-
部屋番号の表札や、ロビーに置かれた蛙の調度品「六蛙(むかえる)」も、実は菊間瓦の作品。売店で販売中のコースターや箸置きは定番の人気商品!